2009年1月 京ことば源氏物語の著者中井和子先生がご逝去、この歳の8月8日から東京
キッドアイラックホールにて全五四帖連続語り会を始めました。
かつてのホームページからの写しですので書式が乱れてごめんなさい
7月7日(土)
帚木より「雨夜品定」
亀有 藍ホール
14時30分開演(14時開場)
満員御礼
キッド・アイラック・アート・ホールでの語りをいつもお聴き下さる田村啓子さんが葛飾を拠点に展開されている集いの「座」。
田村さんの活動ぶりには勇気をいただきます。この方の鋭いお耳に京ことば源氏物語が響いたことは私にとっての喜びでした。年に三帖くらいのペースで全五十四帖を語らせていただきます。
キッド・アイラック・アート・ホールで第二帖を聞き逃した!という方は是非。
雨夜の品定めの段を語ります。後半の空蝉の登場部分は、次回三回目の『空蝉』の巻が短いので一緒に語ることに致します。男性四人の女性のランク付け、果たして・・・。
終演後には皆さんとの茶話会も予定しています。
前売り 2500円(当日3000円) 予約は締め切らせて戴きました
お茶と和菓子付き
主催 座・スーパーマーケット
お申し込み・お問い合わせ先 03-3603-0338 (受付時間11時から17時)
藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図
八月十一日(土)十二日(日) 隔月連続公演 第十九回 |
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8月11日(土)12日(日)
第19回
第二十一帖 『乙女』
夕霧の恋 六条院完成
日かげにもしるかりけめやをとめごが あまの羽袖にかけし心は
大な童が、濃い紫の袙(あこめ)に紫苑色の織物を重ね、
赤い朽葉色のうすものの汗衫(かざみ)を着て、
たいそう物なれた様子で廊、渡殿の反橋を渡ってくるのどす。
第二十一帖 『乙女』あらすじ
源氏は未だ朝顔の前斎院を思い切れずにいる。
日時/11日 (土) 3時 (開場2時半)
12日 (日) 3時 (開場2時半)
場所/明大前 キッド・アイラック・アート・ホール
東京都世田谷区松原2-43-11
入場料/前売り:2,000円 (当日:2,500円)
チケットのご予約/キッドアイラックホール
TEL. 03−3322−5564 FAX. 03−3322−5676
八月二十五日(土) 京都 島原 「角屋」 |
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いにしへの香に聞く源氏物語 王朝の雅び
8月25日(土) 「桐壺」
京都 島原 「角屋」
京都江戸期の粋を集めた空間に
醸し出される平安の美意識
延喜式に基づいて甦る王朝の香に
酔いしれて たおやかな京ことばで聞く
「光る源氏の物語」
第一部 聞香体験 光る君の香り 山田眞裕(麻布 香雅堂 店主)
第二部 京ことばによる女房語り 山下智子
第一帖 「桐壺」の巻
時の帝のあまりの寵愛に妬みの標的となった桐壺更衣は、男御子を生むもやがて亡くなってしまう。光るほどに美しい御子を帝は溺愛するが、懊悩の末臣籍に降下させる。
王朝社会を背景に、光る源氏の君の誕生、元服、結婚と、生涯の思い人 藤壺の宮との出逢いが描かれる、壮大な源氏物語の幕開きの帖。
角屋 江戸期京都「揚屋」建築の粋(国指定重要文化財)
角屋は、島原開設当初から連綿と建物・家督を維持しつづけ、江戸期(の饗宴・もてなしの文化の場である)揚屋建築の唯一の遺構として、昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定されました。
揚屋とは、江戸時代の書物に、客を「饗すを業とする也」と定義されており、現在の料理屋・料亭にあたります。饗宴のための施設として、大座敷に面した広 庭に必ずお茶席を配するとともに、庫裏と同規模の台所を備えているのが特徴です。
建物に流れる空気は蕪村はじめ江戸期の文人達が集った一大文化サロンとしての風格に満ちています。
角屋紹介 京都を歩くアルバム角屋松の間 角屋外観 角屋へのアクセス
日時 8月25日(土)4時半開演 (開場4時)
料金 4500円 60名限定 要予約 残席わずか
お問い合せ お申込 紫苑語り会京都事務局 090 9054 1677
すでに残席がわずかですので、フォームでのお申し込みは中止致しました。上記の京都事務局に直接ご連絡下さいませ。定員となり次第締め切らせていただきます。
主催 紫苑語り会
企画 赤田信郎
制作 赤田信郎 榊秀孝
作曲 島村よし江
音響照明 中矢年昭 蓑田 毅
後援 京都府 社団法人紫式部顕彰会 古典の日推進委員会
協力 公益財団法人 角屋保存会 株式会社大修館書店 藤田真一 菊川徳之助
鈴木衛+白崎まもる