東京 7/23 葛飾区 「常夏」「篝火」 8/20,21 東京 世田ヶ谷 「鈴虫」
京都 7/10 京都連続語り会 四「夕顔」
七月十日(日)京都連続語り会 四 「夕顔」
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建仁寺塔頭 両足院
風神雷神図屏風で名高い建仁寺は、茶道発祥のお寺としても知られています。塔頭の両足院のお庭にはこの季節、半夏生の清涼な白と緑が風に戯れる様が人々の心を惹きつけます。祇園の中にあって静寂を極める本堂で、若い源氏の君の儚い恋物語をお聞き頂きます。
儚く散った夕顔、気高さ故に苦しみ抜いた六条御息所の魂を、物語を語ることで鎮めることが出来たらと、御本尊様とご一緒にお聞き頂こうと思います。
夕顔あらすじ
源氏十七歳の夏。五条に住む乳母を見舞った際にふと隣家に目をとめる。折しも一輪の夕顔を白い扇にのせて差し出させたこの家の女主人に源氏は興味を覚える。
その頃の源氏は、年上で自尊心の強い愛人六条御息所に気詰まりを感じていた。腹心惟光の探りから、五条の夕顔の女は頭中将の思い人ではないかと思いつつ、身元を隠して女のもとに通い、やはり正体を明かさない女のやわらかなもてなしぶりにいいようもなくのめり込んでゆくうちに、六条御息所への通いは絶えてしまった。
八月十五夜の明ける頃、源氏は、二人で静かな時を過ごそうとある廃院に女を連れ出す。その夜、夢うつつの枕元に恨めしげな女が現れ、夕顔をとり殺してしまう。物の怪の出現に源氏は戦くが、惟光の機転で秘密裡に女を荼毘に付す。
悲しみに暮れた源氏は秋の日、二条院に召した夕顔の侍女右近と夕顔の思い出を語り合う。
七月二十三日(土)亀有 藍ホール 「夏常」「篝火」
「常夏」「篝火」
7月23日(土)
14:00開演
開場は1時半
藍ホール
葛飾区亀有
お茶と創作御菓子付き
明大前の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった
座・スーパーマーケット主宰 田村啓子さん。
今回は第二十五帖『螢』の巻を語ります。時節に相応しい美しい巻です。
手作りのあたたかい語り会です。聞き逃した・・・という方も是非どうぞ
午後二時開演 (一時半開場)
前売り 2800円(当日3500円)
お茶と巻にあわせた創作和菓子もお楽しみに!!
主催 座・スーパーマーケット
お申し込み/お問い合わせ先 03-3603-0338 (受付時間11時から17時)
藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図
お申し込みの際 このサイトをご覧になったとお伝え下さい。
八月二十日(土)二十一日(日)明大前「鈴虫」
心もて草のやどりをいとへども
なほ鈴虫の声ぞふりせぬ
「月をみる宵はいつもものあはれでない折はおへんけど
今宵の新月の色をみてますと
ほんまに
この世の外のことにまで
さまざまに思いめぐらされます」
(鈴虫より)
「鈴虫」の巻 あらすじ
夏、尼となった女三宮の持仏開眼供養が行なわれた。念誦堂、自筆の経文など六条院源氏の心の入れ様は格別で、紫の上も心をあわせ、供養は盛大なものとなった。
秋、女三宮の住む六条院御殿の前庭を野に造って虫を放った源氏は、今更ながらの思いを訴えるが、かえって女三宮を困惑させる。二人は虫の音をききながら七絃琴を合奏し、鈴虫の歌を唱和するのだった。折からの月を賞でて螢兵部卿の宮はじめ殿上人達が来訪し、管絃の遊びが始まると、亡き衛門督が偲ばれた。そこへ冷泉院からお召しがあり、源氏は諸ともに冷泉院御所に参上、詩歌管絃に夜を明かした。
翌朝、源氏が秋好中宮のもとを訪れると、中宮の母御息所の罪障消滅を祈念する出家の意志を打ち明けられる。源氏は共感しながらも、中宮の願望を諫め、御息所の供養を勧めるのだった。
八年目をあゆみだします連続語り会、八月公演は「鈴虫」の巻。
ことばにならない思いが交錯し、哀切が深々と響き合う美しい巻です。
これまでの物語をお聞きでない方もご安心下さい。
30分の解説でこれまでのお話や背景をお聞き頂いた上で語ります。
開演時間 両日 3時より (開場2時半)
入場料 前売り:2,000円 (当日:2,500円)
場所 明大前 キッド・アイラック・アート・ホール
東京都世田谷区松原2-43-11
お問い合せ/お申し込み キッド・アイラック・アート・ホール
TEL. 03−3322−5564 FAX. 03−3322−5676
八月二十七日(土)二十八日(日) 朗読劇「大切な人」
詳細は追ってup致します