京都 11月18日 (東山区) 11月27日(伏見区)
11月28日、12月26日(NHKカルチャー)
東京 11月2,3,4日(千代田区) 12月2日 (葛飾区)
12月15,16日 (世田ヶ谷 成城)
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『弦楽器フェア』11月2日(金),3日(土) ,4日(日) 2018年
司会のお仕事はまるで素人なのですが、
この弦楽器フェアの進行役を長く続けさせていただいています。
出品された弦楽器の数々を、演奏家が次々に演奏、楽器ごとの魅力を引き出して聴かせて下さいます。
一般の方もお入り頂けます。
展示会場は楽器職人さんと名器を求める人々の熱気と響きで壮観です。
三日間通しチケットで1000円です。
弦楽器の音色を身近に感じて頂けたらと思います。
会場は科学技術館です。詳細はこちら
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十一月十八日(日)京都連続語り会十七回 「朝顔」第二十帖
心惑いの源氏 紫の苦悩
第二十帖 『朝顔』
秋はてて霧のまがきにむすぼほれ あるかなきかにうつる朝顔
枯れた花々のなかに 朝顔があっちこっちに這いまつわって
あるかなきかに花をつけ
色艶もいっそう衰えてしもうたのを手折らせて お贈りやす。
第二十帖 『朝顔』 あらすじ
源氏三十二歳 従姉妹である朝顔の姫君が、亡くなった父式部卿宮の喪に服するため斎院を退き桃園の宮に移り住んだ。源氏は前斎院となった朝顔を訪ね、かねてよりの恋情を訴えるが、朝顔はよそよそしく、後に朝顔の花によそえて贈った歌にもつれない態度である。
紫の上はその噂を耳にし、桃園の宮に暮らす朝顔の叔母 五の宮の見舞いにかこつけて出かけてゆく源氏の艶やかな姿に心底不安になる。
源氏は桃園の宮で尼となった源典侍に出会った後、朝顔に求婚するが、朝顔は拒み通し勤行に専念する。
源氏は紫の上に朝顔とのことを弁解し、夕暮れ時雪の積もった庭に童女達を下ろし雪まろばしに興ずる。その夜源氏は紫の上に、かつての女君たちのことを語ったが、源氏の夢に藤壺が現れ、罪が知れたと言って恨んだので、その鎮魂を祈るのだった。
藤壺という心の軸を失って 源氏の心は朝顔の姫宮に向けられます。
朝顔は光に靡かなかった女君として源氏物語の中に凛と咲く花です。
この拒絶は源氏の求愛に対して苦しみ抜いた空蝉のそれとは違い、
何か超然としたものを感じさせ、
紫式部そのひとの心をかさねてみるのも興味深いこととおもいます。
即成院は「御寺(みてら)」と呼ばれる皇室の御菩堤所「泉涌寺」の塔頭で、今回は平安期の仏様を拝しての語り会となります。是非御時間に余裕を持って,広大な泉涌寺参りもなさってくださいい。
11月18日(日)午後2時開演
開場は1時30分 です
ところ 即成院(泉涌寺塔頭)
http://www.negaigamatoe.com
東山区泉涌寺山内町28
TEL 075-561-3443
ご参加費 3500円 要予約
アクセス
京都駅からタクシーで5分
JR奈良線・京阪「東福寺」から徒歩10分
市バス・・・ JR/京都(208)
近鉄/七条(208)四条(207)
阪急/四条河原町(207)
循環:東向き「泉涌寺道」下車→6分
御椅子席と、御座布団席がございます。
御椅子席ご希望の方はお早めに御予約下さいませ。
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十一月二十七日(日)京の教育「みやび」講座
京都の教職員の方々向けの講座で源氏物語をお聞きいただきます。
講義1 雅楽のみやび
講義2 京ことばのみやび
講義3 研究協議
会場 京都府総合教育センター
一般席の有無をおうかがいいたしましたが、残念ながら教職員の方に限定されているとのこと、活動の記録として掲載させていただくに留まります。ご了承下さいませ。
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十一月 二十八日(水)NHKカルチャー講座 「若紫」その2
源氏物語を、京ことばで朗読し、味わいながら理解を深めます
10月から始まりました
百年ほど前の京ことばで源氏物語を語ってみませんか。
源氏物語は地の文で進行する小説というより
宮中に仕える一人の女房の問わず語りのように綴られています。
物語を味わいながら言葉に託された心を感じ取り、表現してみましょう。
その心で原文を読んでみると、驚くほど身近に感じられます。
黙読するだけでは得られなかった面白さを発見し、
心を声や息に乗せる喜びは日常をも豊かにしてくれます。
2018年10月~2019年3月は、第五帖『若紫』を、京ことばで味わいます。
11月28日(水)
曜日・日時 第4水曜 13:00~15:00
開催期間 10/24~3/27
回 数 6回 途中受講 できます
コース 受講料(税込み)
教材費(税込み)
会員 17,560円
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十二月二日(日)亀有連続語り会「若菜 下」その三
東京の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった
座・スーパーマーケット主宰 田村啓子さん。
今回は『若菜下』その三です。栄華を極める六条院源氏でしたが、紫上の看病中に
正妻女三宮の御寝所に柏木衛門督が忍び込み、宮は懐妊してしまいます。
六条御息所の死霊が紫上を襲い、女三宮の不義を知った源氏の生き地獄が始まります。
手作りのあたたかい語り会です。聞き逃した・・・という方も是非どうぞ
午後二時開演 (一時半開場)
前売り 2800円(当日3500円)
お茶と巻にあわせた創作和菓子もお楽しみに!!
主催 座・スーパーマーケット
お申し込み/お問い合わせ先 03-3603-0338 (受付時間11時から17時)
藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図
お申し込みの際 このサイトをご覧になったとお伝え下さい。
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十二月 十五日(土)、十六日(日)東京連続語り会 「早蕨」
見る人もあらしにまよふ山里に
昔おぼゆる花の香ぞする
風がさっと吹いて花の香りも客人(まろうと)の御匂いも
橘ではおへんけど 昔の人が思い出されるよすがどす。
「早蕨」より
早蕨 あらすじ
父宮に続いて姉君を喪った中君の悲嘆は尽きない。年が改まり喪が明けて、如月に匂宮が待つ都へ移ることが決まっても中君の心は重い。出立の前日に宇治に赴いて中君と対面した薫は、そのやつれた面差しが大君と重なって心が揺れるのだった。弁は尼となって宇治に残り別れを惜しんだ。二条院に着くと、待ちわびた匂宮は中君を紫上の居た対の屋に住まわせ、大切にもてなした。娘六の君と匂宮との結婚をもくろんでいた夕霧左大臣は心穏やかではない。
薫は三条の邸が完成したものの、大君の不在が虚しい。中君を匂宮に紹介したことを悔やみ、中君に心惹かれてゆく。匂宮は、二条院の桜を見に訪れた薫が中君と御簾越しに対面しているのを見て、薫の心を探りはじめるのだった。
宇治十帖の幕開きと共に、会場が「アトリエ第Q芸術」に変わりました。
キッド・アイラック・アート・ホール閉館に伴い、チーフディレクターだった早川誠司さんが、日本画家高山辰雄氏のかつてのアトリエを、総ての芸術活動の発信地として蘇生させました。
源氏物語のリトグラフでも知られる高山辰雄氏、御息女で作家の高山由紀子氏は「源氏物語 千年の謎」の著者、源氏の御縁に導かれたかのようです。
成城学園前からすぐという立地、芸術の香りたつ「アトリエ第Q芸術」から始まる宇治十帖の物語、終演後にはご要望の多かった皆様との茶話会で楽しく過ごせる空間となります。
皆様のお越しをお待ち申しあげます。
これまでの物語をお聞きでない方もご安心下さい。
30分の解説でこれまでのお話や背景をお聞き頂いた上で語ります。
終演は5時過ぎになります。その後の茶話会に是非ご参加ください!
お問い合せ/お申し込み
*以下のフォームからお申し込み下さい
アドレスの登録をさせていただき、次回以降のご案内を差し上げます。
2018年
12月 15(土)
16(日)
第57回 「早蕨」 第四十八帖
【アトリエ第Q藝術】 Map
最寄り駅:成城学園前 (小田急線)
両日 3時開演( 開場 2時30分)
御予約 2500円
当日 3000円
お問い合せ/お申し込み
*以下のフォームからお申し込み下さい
アドレスの登録をさせていただき、次回以降のご案内を差し上げます。
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十二月 二十六日(水)NHKカルチャー講座 「若紫」3
源氏物語を、京ことばで朗読し、味わいながら理解を深めます
百年ほど前の京ことばで源氏物語を語ってみませんか。
源氏物語は地の文で進行する小説というより
宮中に仕える一人の女房の問わず語りのように綴られています。
物語を味わいながら言葉に託された心を感じ取り、表現してみましょう。
その心で原文を読んでみると、驚くほど身近に感じられます。
黙読するだけでは得られなかった面白さを発見し、
心を声や息に乗せる喜びは日常をも豊かにしてくれます。
2018年10月~2019年3月は、第五帖『若紫』を、京ことばで味わいます。