東京 5月6日(世田ヶ谷 成城) 5月11日(中野区)
5月13日(亀有) 6月16日17日(世田ヶ谷 成城)
京都 5月26日 本法寺(堀川寺の内)
大阪 6月23日(箕面)
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ノーカット連続語り会の会場 アトリエ第Q藝術は、故高山辰雄画伯がアトリエとして創作活動をなさった場です。画伯は園地文子訳源氏物語の装丁画として、十数枚の源氏物語作品をリトグラフで表現されました、また御息女の高山由紀子さんは、映画【源氏物語千年の謎】の原作者でもあります。源氏物語に縁ある空間で語らせていただけることの幸せを感じています。
ちょうど今、世田谷美術館で【高山画伯展】が開催されており、アトリエ第Q藝術でも関連企画が催され、高山由紀子さんのエッセイを朗読させていただきます。
5月6日(日)特別公演 朗読・対談
●朗読:山下智子(女優)「父 髙山辰雄」を読む
●対談:窪島誠一郎(作家、無言館館主)×高山由紀子(髙山辰雄長女、映画監督、脚本家)
開場12:30 開演13:00
入場料 2000円(50名限定 予約優先)
会場 アトリエ第Q藝術 1階 髙山八重絵画展会場にて
ご予約・お問い合わせ
アトリエ第Q藝術
東京都世田谷区成城2-38-16
Tel.03-6874-7739
www.seijoatelierq.com
中野中央図書館での連続語り会です。
日時平成30年5月11日(金)
午後2時~午後4時(開場:午後1時45分)
場所 中野区立中央図書館 地下2階 セミナールーム
定員 40名(予約申込制/先着順)
対象 中学生以上
受付 平成30年4月28日(土) 午前9時より
問合せ 中野区立中央図書館カウンター
または電話5340-5070
※ 耳の聞こえが気になる人でも聞こえやすいスピーカーを使用します
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五月十三日(日)亀有連続語り会 「若菜上」其の四
東京の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった
座・スーパーマーケット主宰 田村啓子さん。
今回は『若菜上』その最終回です。明石女御の男皇子出産で、源氏は天皇の祖父となる栄光を約束されます。満開の花が輝く中、柏木衛門督が密かに恋する源氏の正妻女三宮の姿を垣間見てしまいます。
手作りのあたたかい語り会です。聞き逃した・・・という方も是非どうぞ
午後二時開演 (一時半開場)
前売り 2800円(当日3500円)
お茶と巻にあわせた創作和菓子もお楽しみに!!
主催 座・スーパーマーケット
お申し込み/お問い合わせ先 03-3603-0338 (受付時間11時から17時)
藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図
お申し込みの際 このサイトをご覧になったとお伝え下さい。
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美しきあらそい
第十七帖【絵合】
憂き目みしその折よりも今日はまた 過ぎにしかたにかへる涙か
まして美しい人が
御嗜み深うのびのびと筆をもてあそび
優雅によりかかって
ちょっと筆をおいて考えたりしといやす御様子の可憐さが
お心に染みついて・・・・
第十七帖 絵合(えあわせ)あらすじ
六条御息所の遺女 前斎宮は、藤壺宮の口添えにより源氏の養女として冷泉帝後宮に入内、梅壺の女御と称された。入内の日には朱雀院からの思いのこもった贈り物を受け取る。梅 壺女御は絵に堪能で、冷泉帝にはすでに権中納言の娘が弘徽殿女御として入内しているが、絵の好きな帝の心は梅壺に傾く。権中納言は負けじと絵を制作させて は弘徽殿に届け、源氏も紫上と共に絵を選び、双方の競争の熱は高まってゆく。
三月、藤壺の御前で梅壺側、弘徽殿側に分かれての物語絵合せが催された。優劣決しがたく、後日冷泉帝の御前で再度催され、判定はなお難航を極めるが、最 後に出された源氏の手になる須磨での絵日記に人々は涙し、梅壺方の勝利となった。その後源氏と帥の宮は、学問、絵画、書道について語り合った。
本法寺 は本阿弥光悦の菩提寺で、光悦作の『巴の庭』では中世の斬新なデザインをみることができます。また長谷川等泊もゆかり深く、六十代の作で巨大な『釈迦涅槃図』は京都参内涅槃図の一つとされています。 本法寺について
当日は、来日中の、ローマ大学 マリア・テレーザ・オルシ名誉教授にお越し頂き、先生がイタリア語で訳された『絵合』の巻の一節をお聴き頂く予定です。(これはオルシ先生の御体調や諸事情により変更となる場合がございます、予定であることをご了承下さいませ)
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六月 十六日(土)、十七日(日)東京連続語り会 「総角」其の一
会場が新宿から世田谷区に変わっております。
自分の気持とはかけ違うて
こないなあってはならぬことにも出会うもんやったのやと
無闇にもの悲しうて
川の音に涙が流れ添うような気がおしやす
「総角」より
総角 其の一 あらすじ
八月、薫中将は亡き八の宮一周忌の準備に心を砕いた。宮から後見を頼まれた二人の姫君の将来を考え、姉の大君に意中を訴えるが、軽々しく宮家の血を汚すなかれという父宮の教えを頑なに守る大君は、中君にだけは縁組みをと、自身の結婚など考えもしない。薫は老女弁にも相談を持ちかけ、ついに大君の寝所に押し入るが、大君は決して靡かず、何事もなく朝を迎える。
忌が明け、待ちかねて大君を訪ねた薫に、将来に不安を抱く女房達が手を貸そうとするので、大君は邸内でも気を許せず、弁の説得にも応じようとしない。薫は意を決し、姉妹の部屋に忍び込むも大君は脱出、残った中君と事なく一夜を語り明かす。
妹中君の幸せを思い、薫と中君を娶せようと考える大君の心を知った薫は、中君と匂宮を結婚させ、大君の心をこちらに向けようと一計を案じる。
宇治十帖の幕開きと共に、会場が「アトリエ第Q芸術」に変わりました。
キッド・アイラック・アート・ホール閉館に伴い、チーフディレクターだった早川誠司さんが、日本画家高山辰雄氏のかつてのアトリエを、総ての芸術活動の発信地として蘇生させました。
源氏物語のリトグラフでも知られる高山辰雄氏、御息女で作家の高山由紀子氏は「源氏物語 千年の謎」の著者、源氏の御縁に導かれたかのようです。
成城学園前からすぐという立地、芸術の香りたつ「アトリエ第Q芸術」から始まる宇治十帖の物語、終演後にはご要望の多かった皆様との茶話会で楽しく過ごせる空間となります。
皆様のお越しをお待ち申しあげます。
これまでの物語をお聞きでない方もご安心下さい。
30分の解説でこれまでのお話や背景をお聞き頂いた上で語ります。
終演は5時頃になります。その後の茶話会に是非ご参加ください!
2018年
6月 16(土)
17(日)
第54回 「総角」 第四十七帖
【アトリエ第Q藝術】 Map
最寄り駅:成城学園前 (小田急線)
両日 3時開演( 開場 2時30分)
御予約 2500円
当日 3000円
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