東京 3月30日(亀有)
4月20日21日(世田ヶ谷 成城) 4月23日(中野)
京都 3月17日 ちおん舎
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夕顔の遺児 再会の奇跡
第二十二帖 『玉鬘』
恋ひわたる身はそれなれど玉かづら いかなる筋をたづね来つらむ
このような子がいると、なんとか人に知らして、
兵部卿の宮などがこの邸の中を気にしといやすお気持ちを
さわがしてあげとおす。
第二十二帖 『玉鬘』 あらすじ
源氏は若かりし日の恋人で急死した夕顔を、時を経ても忘れることが出来ない。現在は紫の上に仕える夕顔のかつての女房右近は、今もし夕顔が存命なら明石の御方くらいの待遇はお受けになっているはずと嘆いている。
夕顔が当時の頭中将(現内大臣)との間に儲けた忘れ形見の姫(玉鬘)は、母亡き後、乳母の夫の太宰の少弐任官に従って移り住んだ筑紫の地で美しく成長した。少弐はこの地で没し、姫を都に戻す機を得られずに焦りがつのる中、姫の美貌を聞きつけて肥後の豪族大夫監が強引に求婚してきた。乳母は息子の協力で辛くも難を逃れ、闇に紛れて海路都へと向かった。
内大臣のもとに名乗りを上げることも出来ないまま秋を迎え、玉鬘一行は長谷寺に姫の開運を祈った。その宿で、昔夕顔に仕えた右近に巡り会う。 右近の報告を聞いた源氏は、姫を六条院に招き寄せ、花散里に後見を委ねる。美しく成人した玉鬘に夕顔の俤をかさね、源氏はこの数奇な縁に心震わせる。
(衣配りの段は次回「初音」の巻に添えて語ります)
今回の会場「ちおん舎」さんは、京着物文化を長く牽引してこられた老舗千吉さん所有の重厚な京町家です。しっとりとした中に、時をかさねた京の奥深さを感じる佇まいを味わって下さい。御当主西村吉右衛門さんのお話もお伺いできる予定です。
京都における最古の商家の家柄として世に知られた千切屋一門西村家の遠祖は、遠く奈良時代の藤原淡海公の末裔に求められ、その祖貞喜は工匠神人として南都一条院に関係し、春日神社若宮祭事の時、興福寺衆徒の供進する千切花の台を毎年製作奉納していたと伝えられ、平安遷都の際、宮都造営の用を拝して京都に移住したと伝えられている。その後、応仁の乱に際して江州甲賀西村の里に何を避け、乱後京都に復帰して初めて法衣業を三条室町で始める。この法衣商人としての初代貞喜は、遠祖工匠神人貞喜に因んで「千切台」をその商標として屋号を「千切屋」と称し、名を千切屋与三右衞門と改めている。 → 続き
3月17日(日)午後2時開演
開場は1時30分 です。
会場 ちおん社(一階大広間)
京都中京区衣棚三条上る突抜町126
電話 075-221-7510
ご参加費 3500円 要予約
全椅子席 お座布団席も7席ほどあります
市営地下鉄 烏丸御池駅 より3分
阪急烏丸駅から11分
京都駅からタクシーで10分
駐車場はございません。コインパーキングをご利用下さい。
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三月三十日(土)亀有連続語り会 「柏木」其の一
東京の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった
座・スーパーマーケット主宰 田村啓子さん。
今回は『柏木』その1回目です。女三宮は柏木の密通による不義の御子を出産しました。苦悩する源氏を恐れて病に倒れた柏木の戦き。女三の宮は若い身空で出家してしまう、悲劇の螺旋階段です。
手作りのあたたかい語り会です。聞き逃した・・・という方も是非どうぞ
午後二時開演 (一時半開場)
前売り 2800円(当日3500円)
お茶と巻にあわせた創作和菓子もお楽しみに!!
主催 座・スーパーマーケット
お申し込み/お問い合わせ先 03-3603-0338 (受付時間11時から17時)
藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図
お申し込みの際 このサイトをご覧になったとお伝え下さい。
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四月 二十日(土)二十一日(日)東京連続語り会 「宿木」その二
2019年
4月20日(土)
21日(日)
第60回 「宿木」その二 第四十九帖
【アトリエ第Q藝術】 Map
最寄り駅:成城学園前 (小田急線)
両日 3時開演( 開場 2時30分)
御予約 3000円
当日 3500円
お問い合せ/お申し込み
*以下のフォームからお申し込み下さい
アドレスの登録をさせていただき、次回以降のご案内を差し上げます。
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四月 二十三日(火) 中野中央図書館 「花宴」
4月23日(火) 2時開演
なかのZERO本館
定員 40名
4月7日 午前9時より受付開始
お申し込みは中野区立中央図書館へ
毎年一帖ずつ語らせていただいて
今回は【花の宴】をお聞きいただきます。
お楽しみに!!