東京 3月7日(亀有藍ホール) 9日(板橋区蓮根図書館)
4月25日26日(世田ヶ谷 成城アトリエ第Q藝術) 4月29日(武蔵村山市)
徳島 3月14日 (徳島市 書道会館)
京都 3月28日 (野仏庵)
大阪 4月4日(船場 花外楼)
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この公演は、新型肺炎拡散の懸念を受けて中止となりました。
ご迷惑をおかけいたします。よろしくお願い申し上げます。
東京の連続語り会を我が町でも!と、亀有で企画して下さった
座・スーパーマーケット主宰 田村啓子さん。
今回は『御法』源氏物語第二部 権力の頂点にありながら、心中は地獄の苦しみを味わっている源氏六条院に最大の哀しみが訪れます。紫上との別れです。ついにその日がやって来ました。どうぞお聞きください。
手作りのあたたかい語り会です。聞き逃した・・・という方も是非どうぞ
午後二時開演 (一時半開場)
前売り 2800円(当日3500円)
お茶と巻にあわせた創作和菓子もお楽しみに!!
主催 座・スーパーマーケット
お申し込み/お問い合わせ先 03-3603-0338 (受付時間11時から17時)
藍ホール 葛飾区亀有3-21-11藍ビル3F 地図
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三月 九日(月) 板橋区 蓮根図書館 「薄雲」
この公演は、新型肺炎拡散の懸念を受けて中止となりました。
ご迷惑をおかけいたします。よろしくお願い申し上げます。
3月9日(月) 2時開演
蓮根集会所 蓮根図書館 隣
定員 50名
お申し込みは蓮根図書館へ
03−3965−7351
毎年一帖ずつ語らせていただいて
今回は藤壺崩御の【薄雲】をお聞きいただきます。
お楽しみに!!
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三月 十四日(土)徳島 源氏物語と手習い 「若紫」
この公演は、八月二十九日に延期になりました。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願い申し上げます。
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三月 二十八日(土)京都連続語り会 「行幸」
5月9日、10日に延期となりました。
会場は、旧三井家下鴨別邸です。追ってお知らせ致します。
第二十九帖『行幸』
小塩山
みゆきつもれる松原に
今日ばかりなる 跡やなからむ
帝が赤色の袍をお召しあそばし
端正でみじろぎもおしやさしまへん御横顔に
較べ申しあげられる人は 誰もござりまへん
(行幸の巻より)
行幸 あらすじ
玉鬘の処遇に苦慮する源氏は、玉鬘の入内を考えている。十二月に冷泉帝が大原野へ行幸、玉鬘も行幸見物に出掛け、初めて見る父内大臣の姿に目をとめるものの、帝の端麗な姿は格別で、源氏の勧める入内へ心が動く。
玉鬘の裳着を急ぐ源氏は、内大臣にその腰結役を依頼するが、大宮の病気を理由に断られてしまう。源氏は三条の宮に大宮を見舞い、玉鬘が内大臣の子であることと入内の件を打ち明け、内大臣と会えるように依頼する。大宮からの文により内大臣が駆けつけ、源氏と久々の対面をして和解する。源氏は玉鬘のことを打ち明けるが、夕霧と雲居雁とのことには触れない。
玉鬘の裳着の日には大宮、中宮などから祝の品が贈られる。玉鬘をわが子と知った内大臣は、複雑にも嬉しい思いで越結を務めた。玉鬘を慕って文を送っていた中将なども真相を知り複雑な思いでいる。
近江の君は、玉鬘の尚侍就任をうらやんで激昂するが、周りの人々や内大臣も心にもない言葉をかけ、近江の君を物笑いの種にしている。
野仏庵について
静寂の中に数席の茶席と百体を超える野仏さんが佇む野仏庵は、
今回の物語は、帝が大原野へ狩りにお出かけになる「行幸」から、洛中から少し離れた隠れ里へと皆様をご案内致します。
京ことば源氏物語の著者 中井和子先生は母屋からの眺めを
『源氏が若紫を発見した庵のよう』と、野仏庵さんを愛しておられました。
詩仙堂もすぐ傍です。春の京都散策をかねて是非どうぞ。
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四月 四日(土)大阪船場 花外楼 「若紫」
一時間の語りの後、お食事をお楽しみ下さい。
会 場:花外楼北浜本店
料 金:お一人様¥10,000(税・サ込)
※お飲物代は別料金
お振込先:三菱UFJ銀行 大阪中央支店
普通4114780 口座名 株式会社花外楼
お申し込み 06−6231−7214
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四月 二十五日(土)二十六日(日)東京連続語り会「浮舟」その三
この公演は、六月二十日、二十一日に延期となりました。
2019年
4月25日(土)
26日(日)
第65回 「浮舟」その三 第五十一帖
【アトリエ第Q藝術】 Map
最寄り駅:成城学園前 (小田急線)
両日 3時開演( 開場 2時30分)
御予約 3000円
当日 3500円
お問い合せ/お申し込み
*以下のフォームからお申し込み下さい
アドレスの登録をさせていただき、次回以降のご案内を差し上げます。
鐘の音の絶ゆるひびきに音をそへて
わが世尽きぬと君に伝へよ
夜があけると
川の方をみて
屠所に引かれる羊よりも
死がそこにある気がするのどす。
(浮舟より)
浮舟その三 あらすじ
浮舟は薫大将と匂宮 二人の愛の板挟みで苦しみ、死を思う。一方薫は、両者の使者が浮舟の元で鉢合わせしたことから、ついに匂宮が人目を忍んで浮舟のもとに通っていることを知り衝撃を受ける。浮舟が物思いに耽っていた姿にも合点がいき、この裏切りを疎ましく思う。
薫からの文に戦いた浮舟は、右近と侍従からも、薫か匂宮かの選択を迫られ、更にこのような愛憎のもつれの顛末として不吉な例を聞くと、我が身ひとつ死ぬ覚悟をして匂宮からの文を処分するのだった。
薫は浮舟を京に迎え取るべく宇治の警備を強化、匂宮は浮舟からの返事がないことに苛立ち宇治にやって来、厳戒に阻まれる。退っ引きならない事態に追い込まれた浮舟は死を決意する。不吉な夢を見た母からの文に決別の歌を遺し、気遣う乳母の言葉を聞きながらその時を待つのだった。
宇治十帖の幕開きと共に、会場が「アトリエ第Q芸術」に変わりました。
キッド・アイラック・アート・ホール閉館に伴い、チーフディレクターであった早川誠司さんが、日本画家高山辰雄氏のかつてのアトリエを、総ての芸術活動の発信地として蘇生させました。
源氏物語のリトグラフでも知られる高山辰雄氏、御息女で作家の高山由紀子氏は「源氏物語 千年の謎」の著者、源氏の御縁に導かれたかのようです。
成城学園前からすぐという立地、芸術の香りたつ「アトリエ第Q芸術」から始まる宇治十帖の物語、終演後にはご要望の多かった皆様との茶話会で楽しく過ごせる空間となります。
皆様のお越しをお待ち申しあげます。
これまでの物語をお聞きでない方もご安心下さい。
30分の解説でこれまでのお話や背景をお聞き頂いた上で語ります。
お問い合せ/お申し込み
*以下のフォームからお申し込み下さい
アドレスの登録をさせていただき、次回以降のご案内を差し上げます。
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四月 二十九日(水)語りと雅楽で楽しむ平安絵巻「若紫」
この公演は 9月に延期となりました。追ってご案内致します。
知らねども武蔵野といへばかこたれぬよしやさこそは紫のゆえ
紫の一本ゆゑに武蔵野の草は皆がらあはれとぞ見る
ともに古今集にのこる歌です。
ここに見える紫 これは紫という色が背景にあるのは勿論ですが、
白い花を咲かせる小さな草「紫草」を表していて、その根から高貴な紫の染料をとるので紫根と呼ばれます。
根 は血縁を意味し、「若紫」では、若き源氏の君が思慕する藤壺の宮の姪にあたる姫を発見し、彼女を手の届かない藤壺の形代として理想の女君に育てたいと望む源氏の思いが描かれます。
源氏は幼い頃に母桐壷更衣を亡くし、母にそっくりという父帝の后 藤壺の宮に恋します。桐の花、藤の花はともに紫、そして北山で発見した姪の女の子は「若紫」の姫、若草の君、と呼ばれ、紫草の根に繋がる憧れの藤壺の宮がこの幼い姫の向こうに見え隠れします。
このかさねが、紫のゆかり として、源氏物語前編に通奏低音のように常に響いている大いなるテーマなのです。若紫の物語の中にも、
おひ立たむありかも知らむ若草をおくらす露ぞ消えんそらなき
初草のおひゆく末も知らむ間にいかでか露の消えんとすらむ
初草の若葉のうえをみつるより旅寝の袖も露ぞかわかぬ
手につみていつしかも見む紫の根にかよひける野辺の若草
ねは見ねどあはれとぞ思ふ武蔵野の露わけわぶる草のゆかりを
かこつべきゆえを知らねばおぼつかないかなる草のゆかりなるらん
紫草を歌った歌がこれだけあるのです。
そして当時 紫草の一大生産地で会ったのが 武蔵野の大地。
この企画は、雅楽 笙の演奏家 武智和子さんとの出逢いから繋がったご縁。
まさに紫のゆかりです。武蔵野というはるかな地に思いを馳せ、源氏物語を語っていましたが、紫草の根に繋がる武蔵野 武蔵村山市で語れることを嬉しく思います。
笙 武智和子さん 龍笛 伊崎義之さん 女房語り 山下智子
4月29日(水祝)
武蔵村山市民会館にて 午後3時開演 (開場は2時半)
ご予約 1000円 当日1200円
web予約 musashimurayama-sakurahall.jp
お申し込み お問い合わせ 042-565-0226 9時から22時
月曜は休館日です 会場へのアクセス