音楽と文学そして美術の競艶 椿山荘東京 文化講座

 

心にしみる日本の音色 音楽と文学と美術が奏でる“至福のコラボレーション”

 

 

平成二十六年 十一月十三日(木)

1 第一部 笛奏者森田梅泉氏による和笛独奏会

笛音で綴る 日本の心 ~日本の女神とともに~

演奏予定曲=羽衣 かぐや姫 タマヨリ姫 くくり姫 山の女神

 

2 第二部  山下智子(女房語り)による源氏物語の京ことば語り

第八帖『花宴』    危険を省みない恋の衝動

 

3 第三部  三者のクロストーク

 

花の宴あらすじ

藤壺中宮への思いをいかようにもしがたい源氏の君は、紫宸殿で催された花の宴の夜、忍び込んだ弘徽殿で出会った右大臣家の娘とおぼしき姫君と衝動的に契りを交わす。扇を取り交わし再開の約束をしたものの尋ねるあてもない。後日右大臣邸で催された藤の花の宴に招かれた源氏は、酔った素振りで姫の居場所を探り当て、二人は喜びに震えるが、姫は入内を控えた重々しい立場であった。