アトリエ第Q藝術 (成城学園前)

 全五十四帖隔月連続語り会

 

 絵本作家エムナマエさんのご縁により、明大前キッド・アイラック・アート・ホールにて隔月で全五十四帖を語り尽くす企画を2009年8月8日、スタートさせました。

 八月八日は∞/∞無限のかさね、まさに出発にふさわしい日となりました。

 奇遇にも2007年のこの日、果無峠を越えて熊野古道を歩き、熊野三山本宮 神倉神社を参拝し、心がすっかり再生したように感じたことを思い起こし、果て無い旅がここから始まっていたこと、そして中井和子先生と過ごさせていただい た宝物のような数年間を有り難いものと受け止めております。

中井和子先生が訳されたことばを残さず声に乗せるべく、長い巻も省略せずに語り尽くします。

 語り会の中で、短い巻や数回に渡る巻で時間枠に余裕がある折には、近年の取り組みでもある『原文の京都音調語り』も織りあわせて参りたいと思います。

 

2016年暮れにキッド・アイラック・アート・ホールが閉館となったため、2017年より四谷四丁目 東長寺 文由閣/講堂にて続投となりましたが、キッド・アイラック・アート・ホールで七年間音響、照明で御一緒した早川誠司さんが成城学園に新たな拠点 アトリエ第Q藝術を立ち上げられ、古巣に戻ったような気持でこのアトリエで物語の最後まで語らせていただくことになりました。

沢山の方々の篤いお心に支えられて、偶数月の土日二日公演を続けております。

 

2019年3月6日、エムナマエさんが新しい世界に旅立たれました。
色彩にあふれた世界を今は飛び回っておられることと思います。感謝を込めて、ご冥福をお祈りいたします。

 

 

現在の詳細はこちらです 

 

2007年〜2012年までの記録はこちらです

2013年から現在の最新情報はこちらです

 

 

亀有 藍ホール

全五十四帖隔月連続語り会

 

葛飾区亀有での語り会です。

地元の団体のお招きを受けて始まりました。奇数月の公演です。

 

こおりやま文学の森資料館 他

全五十四帖連続語り会(年に一度)

 

東北の震災の年から始まった語り会です。年に一回ですが第一帖からお聴き頂いています。

このほかにも都内の図書館で連続に語らせて戴いております。どこまで語れるでしょうか。

 

 

 

 

 

 

京都 物語の地で

全五十四帖隔月連続語り会

 

 2015年に故郷の京都に戻り、拠点を構えました。

京都は源氏物語の地。

2016年より、毎回物語にふさわしい語りの場を選び、京都ならではの語り会をスタートさせました。

 京ことばで源氏物語を語るなら、やはり京都という環境に身を浸していなければ、という積年の思いが叶いました。

 

隔月語り会ですので物語の季節と実際の季節が合わないこともありますが、三方の山々から下りてくる気配は往時の都人の感じていたそれに重なります。中井和子先生にもこの声が届きますようにとの思いも込めて、語らせて戴きます。

 

詳細はこちらです。

 

 

 

大阪西区民センター

 

カメリアガーデン

 

2019年から新しく二つの連続語り会が始まりました。

 

大阪は西区の区民センター

 

また京都龍安寺そばで海外の方に茶道体験を提案しておられるカメリアさんで。

お抹茶とお菓子もお楽しみいただけます。

 

どちらも年に3〜4回のペースで、順にお聞き頂きます。

 

 

神戸風月堂

全五十四帖連続語り会(不定期)

 

 キッド・アイラック・アート・ホールのご縁により、御菓子の老舗である神戸風月堂『朗読サロン』に於いて全五十四帖を語り尽くす企画が2010年6月19日より始まりました。

 

 おちついたテーブル席の会場で、語りの前には、巻にあわせたお菓子『源氏の由可里』をお楽しみいただけます。

 

 神戸風月堂さんの創作和菓子『源氏の由可里』は、源氏物語の各巻の心をゆかしく表現し、日本の美と心をお菓子に託した創作和菓子です。 典麗、優雅、妖艶、清楚、枯淡、さまざまな情感やそれらの知性と感性の織りなす妙なる美意識が一つ一つに託されています。

 

今後しばらくサロンは休館となり、数年後に再開されるとのことです。

 

 

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